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おふざけもカクテルも超一流!
シドニーの人気バー「Maybe Sammy」へ。
#World Topics
Maiko Takeda(シドニー在住)
店名の由来になったサミー・デイビス Jr.の写真をはじめ、レトロな写真たちが飾られたバーの壁。
ユニークなバーの名前の由来。
「Maybe Sammy」は、もっとも眩しく輝いていた1950~60年代のアメリカをイメージしている。
当時のアメリカは黄金期でありながらもアパルトヘイト(人種隔離)が影を落としており、黒人はバーやナイトクラブに入店することが許されていなかったんだとか。
そんななか、ラスベガスにある「The Sands Hotel and Casino」でデビューを果たし、同店の共同オーナーでもあった歌手・俳優の フランク・シナトラが異論を唱え、ホテルは方針を変更。
黒人の入場を認め、同時に黒人ジャズミュージシャンが演奏することも許可したんだそう。
その黒人歌手の1人が、かのサミー・デイビス Jr.。
当時の「The Sands Hotel and Casino」の看板には“Maybe Frank Maybe Sammy”という文字が……。
この歴史にインスパイアされ、「Maybe Sammy」のオーナーは自らのバーの名前を「Maybe Sammy」にしたそうだ。
シドニーは世界的に見てもいろいろな人種や国籍の移民が集まるマルチカルチャーな都市。
そんなシドニーで“バックグランドに関係なく、どんな人にもこのバーでいい時間を過ごしてほしい”という想いと願いを込めているのだ。
また、同店があるロックスというエリアは、1788年に最初の移民船が英国から到着し、シドニーが始まったといわれる歴史的な地区である。
偶然かもしれないが、なんだかロマンがあるではないか!
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