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イタリアの伝統的な「飲む」習慣、
アペリティーボがミラノで復活!
#World Topics
Miki Tanaka(ミラノ在住)
おつまみビュッフェ。
ひと昔前まではイタリアの一般的な習慣だった「アペリティーボ」。
南イタリアを中心とした伝統習慣のことで、夕刻、まずは行きつけのバールなどで軽く1杯。
それからディナーへと繰り出すのが、お決まりのパターンだった。
そこで飲むのは、スプマンテやカンパリ、アペロール、またはノンアルコールのクロディーノなど。
オリーブやナッツといった軽いおつまみと一緒に楽しんだものだった。
このアペリティーボ、南イタリアでは今も習慣として残っているものの、忙しいミラネーゼにはすっかり忘れられていた。
特別な機会でもない限り、普段の生活ではまずお目にかかれない存在に。
アペリティーボは次第に、時間に余裕のある年輩の人たちがおしゃべりの時間を楽しむためにするもの、というイメージが定着していった。
ところが、である。
ここ10年ほどでミラノのアペリティーボ事情はがらりと一変。
現在では、老若男女問わず、たくさんの人たちがアペリティーボを楽しんでいる。
ミラネーゼたちに、一体なにが起こったのだろうか。
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