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パリの夜遊び仕掛人が放つ、 素材重視のツイストカクテル。 ＜前編＞

INTERVIEWバーテンダーインタビュー

パリの夜遊び仕掛人が放つ、
素材重視のツイストカクテル。
＜前編＞

#Interview

Adrian and Anthony MASELLI

官庁街として知られるパリ7区。ナイトライフとは無縁だったこのエリアが、いま熱い。話題のレストランやパティスリーが続々オープンするなか、ついにカクテルバーも誕生。仕掛け人の一人、アドリアン・マセリさんを直撃！

文：Keiko Sumino-Leblanc（パリ在住）

Photos by Ayumi Shino

オープン8カ月目を迎えた「バー・ル・フルビー」は、その名が示す通り“ごちゃ混ぜ感（＝Fourbi）”いっぱいの店内に、今日も多くのゲストを迎えている。

週末は予約で満席、平日も30～40代をメインに、来客の途切れることがない。

しかしここはパリ7区。

各省庁の本部が点在し、門前には厳しい表情の守衛をたびたび見かける。街並みにも住人たちにもどこか取り澄ました雰囲気がある。

（東京でいえば霞ヶ関のようなところ！）

そんな保守的なエリアに、まるでビックリハウスのような「バー・ル・フルビー」が誕生し、話題を呼んでいるのだ。

一体なぜ！？

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