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本場ロシアのウオッカ事情。
要注目のニューカマーに迫る!
#World Topics
Hiroaki Mizutani(モスクワ在住)
手先、足先、そして毛先まで凍えるようなモスクワの冬。
この時期、ロシアの人々は酒、つまりウオッカの力で暖をとるといっても過言ではなく、昼間から赤ら顔を浮かべる男性も少なくない。
しかし、実はここ数年、ビールやワインをたしなむ人が増加しており、若い人のなかにはウオッカを飲まないという人もちらほら。
国の経済力があがれば低アルコールドリンクが売れる、と言われるが、ロシアも例外ではない様子だ。
それだけでなく、ロシアではウオッカをはじめとする飲酒量過多の弊害が社会問題化し、プーチン前政権時代から、2020年をゴールに国民のアルコール消費量を減らす政策が行われている。
2011年、ビールがはじめて酒類のカテゴリーで販売されるようになったのも、その動きのひとつ。
(それまで、ビールはソフトドリンク扱いで販売されていた!!)
徐々に縮小するウオッカ人口、それに加えてアルコール摂取削減政策という業界にとってのマイナス要因を背景に、メーカー各社は将来を見越したウオッカ新戦略を歩み始めているようだ。
このような状況で、今ロシア国内で注目されているウオッカについて紹介しよう。
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