
SPECIAL FEATURE特別取材
バーテンダーたちのチルタイムに寄り添う、
気負わず楽しめるSPEYBURN!
[vol.01] -
東京バーテンダーたちのリラクシーな休日。
new #Special Feature
文:DRINK PLANET編集部 撮影:大童鉄平(東京)、倉科直弘(関西)
スコットランド・スペイサイド生まれのシングルモルトウイスキーSPEYBURNが、新たなラベルデザインをまとってリニューアル!128年の歴史を誇るSPEYBURNの魅力を、6人のバーテンダーが語ります。
新しいラベルデザインはいきいきとしたカラーリングに。アイキャッチーなサーモンが目印。
1897年、スコットランド・スペイサイドのローゼス渓谷で誕生したSPEYBURN。
ヴィクトリア女王の在位60周年を祝う「ダイヤモンド・ジュビリー」を記念して造られたシングルモルトウイスキーです。
サーモン・フィッシングで有名なスペイ川支流の水を仕込み水に使っており、その味わいは明るくなめらか、そして爽快!
高品質なのにお手頃で、モルトを初めて飲む方にもおすすめしたいシングルモルトです。
そんなSPEYBURNは、スピリッツに精通するバーテンダーたちのオフシーンでも支持率高し!
今回は、SPEYBURNが彩る6人のバーテンダーのチルタイムに迫りました。
3年ほど前にウォーキングを始めたという後藤さん。足元は履きやすいスニーカーが定番。
レジェンドフレアバーテンダーは、ウォーキングで心身をリセット。
はじめにご紹介するのは、世界大会優勝経験を誇るレジェンドフレアバーテンダーで、池袋で「KOKUtEERU」「COLORSOL」などを展開する後藤啓介さん。
経営者として、プレーヤーとして慌ただしい毎日を送る後藤さん。オフタイムに大切にしている日課が、思考をまとめるためのウォーキングです。
愛犬との散歩の後、毎日5、6km、およそ1時間のウォーキングを欠かさないといい、休日にはなんと40kmを歩くことも!
自身のウォーキングの前には愛犬”ウルトラマン”との散歩が日課。「1日何キロ歩いているんだって話ですよね(笑)」。
「歩いていると前日にあった嫌なこともふっと頭から抜けて、そのとき・その瞬間にフォーカスできるようになるんです。歩行瞑想に近いのかもしれません。
いつも川沿いの散歩道を歩いていますが、花の匂いとか音とか、周囲の環境の変化に敏感になれるのもおもしろくて、『あ、この花をカクテルに使ってみよう』といったアイデアが湧いてくることも」
ウォーキングのよさをみんなにも体感してもらいたいとスタッフを誘って歩いたこともあるそうですが、「40kmのルートに連れて行ったら、翌日仕事にならなかったらしくて……」。
焼き鳥との相性も抜群!SPEYBURNに抹茶を効かせた「ウイスキーサワー」。
頭の中をクリアにすることでオンとオフをスムーズに切り替えている後藤さんにとって、SPEYBURNはオンとオフ、どちらにもハマるウイスキーだといいます。
「SPEYBURNは味わいと価格のバランスがすぐれていて、クセがなく飲みやすいところがいいですね。
プライベートではソーダで割ったり水割りにしたり、さわやかな飲み口を楽しんでいます。
焼き鳥とドリンクのペアリングをテーマにしている『KOKUtEERU』では、ニューヨークサワーを和風にツイストして提供しています。
抹茶に白ワインを加え茶筅で混ぜ、SPEYBURNと合わせると、SPEYBURNの青リンゴやアプリコット、ハチミツを思わせるニュアンスが引き立ちます。
ネギマに合うんですよ」
美食巡りとフレアの練習が趣味という飯嶋さん。
美食巡りで感性を磨く若手バーテンダーのオフシーン。
後藤さんがオーナーの「Colorsol Qualia」でヘッドバーテンダーを務める“ZIMA”こと飯嶋裕太さんも、 「anfa FLAIR STYLES」優勝経験を誇るトップバーテンダー。
昨年の「DIAGEO WORLD CLASS」ジャパンファイナルではトップ10に食い込むなど、フレア以外にも活躍の場を広げつつあります。
そんな飯嶋さんの躍進の秘密は、オフタイムの美食巡りにあるとか。
「社内で『飲食店筋トレ』という取り組みを行っています。
おいしいものを外で味わってレポートし、チーム内で共有するというものですが、この『味わう』→『レポートする』という行為が味覚のセンサーをあげてくれているように思います」
「食べる・味わうって、思っている以上に奥深い行為ですよね。ただ口に入れて咀嚼して、ではなく、初めに香りをかぎ、テクスチャーを感じ、余韻や後味をしっかり捉えるんです。
食体験をレポートにまとめるには記憶や感覚をフル稼働する必要があるので、『これは何を使っているんだろう』『これはどこかで味わったニュアンスだけど、どこだっただろう』『そのときはどう使われていたんだっけ』と、頭を使いながら味わっています。
これまで感覚で捉えていた香りや味わいを言語化できるようになって、自分の引き出しのなかにデータとして蓄積されてきたようで、カクテルのレシピ作りに大いに役立っています……って、いつの間にかオンの話になっちゃいました(笑
仕上げに金箔を散らし、見た目にも華やかに仕上げた「プラダスプリッツ」。「五感を使って楽しんでいただきたい1杯です」。
そんな飯嶋さんにSPEYBURNをひもといてもらうと……?
「SPEYBURNで感じるのは、アプリコットや桃のような甘いニュアンス、そしてミントを思わせる爽快さ。
飲みやすいけれどきちんと個性がありますから、ここを引き出してあげたい。
僕たちが提供しているカクテル『プラダスプリッツ』は、SPEYBURNのアプリコットや桃、ミントのニュアンスにフォーカスした1杯。
『フレンチ95』のツイストで、SPEYBURNにピーチソリューション、アプリコットリキュール、自家製パロサントコーディアル、そこに少しだけミントリキュールを加えてシェイクします。
カクテルに慣れていない方にもおいしく飲んでいただけるよう、ローアルコールで飲みやすく、香水のように華やかなカクテルに仕上げています」
愛用のギターを抱える鉄井さん。
バーテンダーにしてミュージシャン!音楽漬けの毎日にぴたりとハマる。
「THE MUSIC BAR -CAVE SHIBUYA-」の鉄井武さんはミュージシャンとしても活動中。「chasedown.」というバンドでボーカルを務めています。
「とはいえ、いまはこっち(「THE MUSIC BAR -CAVE SHIBUYA-」)が忙しくて、月に1度ライブをするくらいがせいぜい。割合でいえば9:1でバーテンダー業がメインですね」
鉄井さんの音楽活動の中心にあるのは、昔から大好きだという曲作り。時間があるときは、中学時代から愛用しているギターを使って曲を作ります。
「ギターを弾き始めたのは小学校高学年くらい。父の影響で始めましたが、ギタリストになりたいと思ったことはなかったですね。ギターはあくまでも曲作りの手段なんです」
左:鉄井さんがボーカルを務める「chasedown.」のライブより。右:ギターの傍らにはお気に入りのドリンクが。
職場にはDJブースに最高峰のサウンドシステム、数千枚のアナログレコードを備え、体が空いたらライブにリハーサル、曲作りと、まさに音楽漬けの鉄井さんの毎日は、「好きなことばっかりやってるんで、ある意味、ずっとオフ」。
「自分でもオンとかオフを意識したことがなくて、音楽という大きなかたまりのなかに自分の日常があるイメージ。
むしろ、自宅で家事をしたり身の回りのことをやったり、音楽と離れるそういうひとときが自分にとってのオンなのかもしれません」
リラックスしたひとときと音楽は切っても切れない関係にありますが、そんなシーンに欠かせないのがSPEYBURNのソーダ割り。
「THE MUSIC BAR -CAVE SHIBUYA-」では「Space Ball」というネーミングで、タップカクテルとして提供しています。
「スペイ川のものすごくクリアな水の流れを想像させるなめらかな飲み口に、ほのかにアプリコットを思わせる甘さもあって、SPEYBURNは飲む人・シーンを選ばないシングルモルトだと思います。
タップカクテルとして出しているのは、幅広い方に楽しんでもらえる味わいだから。
つい手がでてしまう、気負わず楽しめる、そんな親しみやすさが魅力です」
続いて、関西から個性的な3人のバーテンダーがそれぞれのオフシーンとSPEYBURNn愛を語ります!