
INTERVIEWバーテンダーインタビュー
化学実験? それともマジック?
ミラノ発、老舗バーを支える3代目。
<前編>
#Interview
Dario Comini
そのこだわりと革命的なカクテルの数々で、世界のトップバーテンダーも一目を置くミラノの老舗バー「Nottingham Forest」。カクテル一家の3代目として生まれ、まるで化学者、あるいはマジシャンのようにカクテルを操る同店のオーナーバーテンダー、ダリオ・コミーニ氏に迫る。
文:Itsumi Sakata(ミラノ在住)
Photo by Stefano Triulzi
飲食に関しては、とかく保守的でトラディショナルなイタリア。
お国の誇りであるワインが幅を利かせているせいもあってか、ロンドンやニューヨークほどカクテル文化は進んではいないといわれている。
ごく一般的なイタリア人の場合、カクテルといえば、バカンスの際に海外で飲んだことがあるものを単純にオーダーする人が多い……。
となるとカクテルも自動的に、イタリア人に人気のバカンス先である南国ビーチ系に偏りがちだ。
そんななかで、1970年からカクテル一筋の本格的バー「Nottingham Forest」を営んでいるのが、コミーニ・ファミリー。
イタリアでは珍しいカクテルメインのこのバー、実はイタリアらしいファミリービジネスによって支えられている。
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