優勝者をメキシコ研修へご招待！
「Hermanos de Sangre カクテルコンペティション」日本初開催決定！

ラベルに描かれたハグアル（ジャガー）、ディアブリート（小さな悪魔）、トリート（小さな雄牛）のキャラクターが目印。左からブランコ、レポサド、アニェホ

カクテルベースにぴったりのプレミアム・テキーラ。

今年3月に日本に上陸した100%アガベのテキーラ「Hermanos de Sangre（エルマーノス・デ・サングレ）」。

日本での展開を記念して、初めてのカクテルコンペティションの開催が決定しました。

スペイン語で“血の兄弟”を意味する「Hermanos de Sangre」は、テキーラ造りの本場・ハリスコ州にて、グアナファト州産のアガベだけを使って仕込まれているプレミアム・テキーラです。

肥沃な土壌に恵まれたグアナファト州産アガベは、糖度が高くミネラル感が豊富という特徴があります。

このアガベで造られるテキーラは芳醇なバニラ香としっかりした甘みが特徴ですが、加えて「Hermanos de Sangre」ならではの柑橘に由来する天然酵母のおかげで、他のテキーラにはない、シトラス香が際立つ飲み口に。

さらに、日本向けのこちらは日本のニーズに合わせて調整されたアルコール度数を35度に低減。アルコール感が控えめになったことで、さわやかさと飲みやすさが強調される仕上がりになっています。

つまりカクテルベースにぴったりのテキーラ！なんですね。

グアナファト州にある自社畑の様子。

コンペのテーマは”兄弟愛”。

さわやかな柑橘の風味と乳酸を思わせるすっきりした余韻、適度なアルコール感は多くのバーテンダーの創作意欲を刺激しており、「こんなカクテルを作りたい！」「こう使ってみたい！」と、発売以来多くのバーが導入を決めています。

好意的なフィードバックを受け、「Hermanos de Sangre」主催のカクテルコンペティション開催が決定！

ただし、いわゆるメーカー系コンペとは異なり、アプローチや企画趣旨がかなりユニーク…… 。コンペ開催の背景やコンペに求めるものを、これを共催するインポーターの（株）Minnamigo代表取締役の若原牧生さんに伺いました。

「『Hermanos de Sangre』は名前の通り、兄弟愛、ブラザーフッドをテーマに掲げるブランドです。中南米のスペイン語圏の文化・世界観ではこの“兄弟愛”がことのほか大切にされています。

『Hermanos de Sangre』の“兄弟愛”は、蒸留拠点のハリスコ州とアガベの生産地・グアナファト州の関係性や、生産者・飲む人・提供する人の間で育まれる絆を指しますが、このコンペではメキシコと日本の“兄弟愛”を掘り下げます。

求めるのは、両国の架け橋となるアンバサダーとして活躍するバーテンダー。世界を舞台に活躍したい、バーテンディングのスキルとホスピタリティをもって飲み手に驚きや喜びをもたらしたい、そんなバーテンダーたちにぜひ挑戦してほしいと思っています」

「Hermanos de Sangre 」のオーナー、Miguel Angelさん。ファイナルでの審査に際し、4月に来日予定。

バーテンダーの創作意欲を尊重しており、年齢制限なし、他ブランドのアンバサダーを務めているバーテンダーも応募可能、他ブランドのスピリッツも使用可能！と、縛りが少ないのも特徴です。

パッション、ストーリー、ドリンク体験を審査する一次審査では、この３点を通じて「バーテンディングを通じて人を幸せにしたい」「1杯のカクテルで新しい文化を作り上げたい」という熱い思い、「世界で活躍したい」という野心や行動力、”兄弟愛”や絆を体現する唯一無二のストーリー、それらをカクテルの味わいに落とし込める表現力や完成度を問います。

「『パッション』の項目では
・5年後のあなたは世界で活躍するバーテンダーになっています。何をウリにしているバーテンダーになっていますか？

・ある日、すべての願いを叶えてくれる魔法使いが現れ、メキシコと日本に1軒ずつ自分のバーを持たせてくれました。オーナー兼ヘッドバーテンダーのあなたはその店でどんな世界観を作り、誰とどんな時間を分かち合いますか？

というお題でエッセイを提出していただきますが、このエッセイでは“勝てる”ストーリーや“大人の思惑”は不要です。あなたの本音、バーテンダーとしての野心やエゴを表現していただきたいと思います」


それでは「Hermanos de Sangre カクテルコンペティション」の開催概要をお知らせいたします。

ユネスコの世界遺産に登録されているグアナファト州のサン・ミゲル・デ・アジェンデ。コロニアル様式の歴史的建造物が連なるこの街は、世界中からアーティストが集まるアートタウンとしても知られています。優勝者にはこの街でのゲストシフトという特典が！

優勝特典はメキシコ研修！一次審査エントリー概要。

【大会概要】

イベント名称：Hermanos de Sangreカクテルコンペティション
主催：Hermanos de Sangreメキシコ
共催：株式会社Minnamigo 、Elixirメキシコ、
後援：日本テキーラ協会、メキシコ・グアナファト州貿易振興調整機関（COFOCE）
大会特別アドバイザリー：水口拓也

応募資格：バー、ホテル、レストランに勤めるバーテンダー、またはそれに準じる方で、応募時点で法定飲酒年齢の20歳に達している方。
エントリーは1人につき１作品のみ。エントリーフィーは無料です。

【カクテルレギュレーション】


① オリジナルで制作したカクテルレシピであること。
② カクテルには名前がついていること。ただし著作権やトレードマークとなる特定商品名の使用、侮辱的・差別的言語は不可。「Hermanos de Sangre／エルマーノス・デ・サングレ」名の使用は可。
③ 副材料として他のアルコール、スピリッツの使用は可。ただし「エルマーノス・デ・サングレ」の使用量を超えてはなりません。
④ CBD、THC、活性炭など有害物質の使用は不可。
⑤ レシピはミリリットル単位で表記してください。一振り・ダッシュなど少量単位の表記も可能です。


【スケジュール】

ファイナルは「THE MUSIC BAR -CAVE SHIBUYA-」（渋谷）にて実施予定。ファイナルの概要・評価のポイントについては、一次審査通過者を対象としたセミナー（3月12日開催）で発表されます。

【一次審査の概要と評価のポイント】

エントリー専用フォーム にて書類の提出とInstagramへの写真投稿を行ってください。写真投稿に際してはアカウントを「公開」に設定のうえ、ハッシュタグ#HDS_JP1stをつけてください。レシピは投稿しないようご注意ください。

エントリー締め切り後、匿名で一次審査を行います。一次審査で問われるのは以下の3点です。

① パッション（25点）
② ストーリー（兄弟愛）（35点）
③ ドリンク体験（40点）

それぞれの項目についてのポイントを、1月8日（木）に開催するウェビナー で説明します。ぜひご参加ください。

【優勝特典】

メキシコ研修（5月25日〜31日予定）ご招待。研修中は以下のコンテンツを体験予定。
・世界遺産の街 サンミゲルアジェンデのバーでゲストシフト
・「Hermanos de Sangre」自社畑（グアナファト州）でのJimador体験
・Hermanos de Sangre」（ハリスコ州）蒸留所視察


来年4月に開催されるファイナルの審査員を務めるのは

Miguel Angelさん（「Hermanos de Sangre」オーナー）
林生馬さん（「日本テキーラ協会」会長）
深水稔大さん（HUGEグループコーポレートバーテンダー）
若林祐一さん（「Bar若林」）

の４名です。

審査員を務めるみなさん。左上から時計回りに、Miguel Angelさん、林さん、若林さん、深水さん。

エントリーはこちらから！締め切りは2月11日23:59。

それでは最後に、審査員や共催者からのメッセージをお伝えしましょう。

「シトラス感が際立ち、すっきりとした味わいの『Hermanos de Sangre』は、ソーダ割りからカクテルまで汎用性が広いプレミアムテキーラ。
35%というアルコール度数のテキーラは日本ではなかなかお目にかかれません。
グアナファトのアガベらしい芳醇さや甘みをうまく生かしたカクテルを期待しています」（林会長）

「アドリブや瞬発力、場の空気をつくるスキルなど、バーテンダーとしての資質にも注目したいと思っています。
また、来年4月に行われるファイナルでは天然フルーツをベースにしたノンアルコールミキサー『Elixir 』を使ったカクテルも披露していただきます。
素材の個性が際立つ『Elixir』をどうカクテルに取り入れるのか、非常に楽しみです」（深水さん）
（Elixir は今年8月に日本に上陸したばかりのノンアルコールミキサー。「Hermanos de Sangre」の兄弟会社が生産しており、天然果汁とボタニカルを素材とするフレッシュかつ個性的な味わいが特徴です。）

「軽やかで飲みやすく、カクテルベースに適した『Hermanos de Sangre』は、アルコール度数35％にも関わらず、アガベ由来の繊細な味わい、深みのある香り、甘み、塩味、旨みが凝縮されています。
メキシコのカルチャーの根底にある”血の兄弟”のイメージを、みなさんがどのようにカクテルに表現するのか、楽しみにしています」（若林さん）

「優勝者にはメキシコでの研修を通じてキャリアアップしていただき、いずれは審査員の皆さんのように憧れの兄貴のような存在になっていただけることを期待しています。
新年の目標と併せ、エッセイのテーマを考えてワクワクしてみてください。
1月8日に実施する一次審査の応募者を対象としたウェビナーで、みなさんにお会いできることを楽しみにしています」（若原さん）